日本食の優れた点とは

伝統的な日本食は、低カロリーで栄養のバランスが良いので、生活習慣病や肥満を予防したい人にお勧めの食事です。主食は白米や玄米などのお米が中心になっており、焼き魚や煮物、香の物、漬物、汁物などが付いているのが特徴です。いわゆる伝統的な日本の食事ですが、忙しい人が増えている現代では肉や穀物中心の食生活に変化をしています。不規則な食生活や、カロリーの高い食事を続けていると、糖尿病やがん、高血圧などの病気に罹りやすくなります。日本食は野菜、キノコ類、海藻類などを多く使用しているため、ビタミン、ミネラル、食物繊維をバランス良くとることができます。また、漬物などの発酵食品は腸内環境を整える働きがあるので、便秘や肌荒れを防ぐ効果が期待できます。便通が良くなることで、花粉症や喘息などのアレルギー疾患の改善がみられた人もいるそうです。

現代は魚を食べる機会が減少していますが、マグロやいわし、サバなどの青魚には、DHAやEPAが豊富に含まれています。魚に含まれる油は良質の油なので、脳血管障害や認知症、心臓病といった病気の予防に効果があると言われています。お刺身や煮魚、焼き魚などの伝統的な日本食は、ヘルシーで良質なたんぱく質を多く摂取できます。仕事や家事、育児などで忙しい人はなかなか調理をする時間が取れない人も多いです。豆腐や納豆などは、低価格で購入できますし、すぐに食べることが出来るので、冷蔵庫に常備しておくと便利です。大豆イソフラボンが豊富に含まれているので、生理不順や更年期の女性におすすめします。